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第4回 技術の見つけ方−4

A・今回は指導者と選手が技術の見つけ方にどんな繋がりがあるかを考えてみよう。

B・繋がり、どんなのがあるのかな?

A・指導者と選手が技術について繋がるのはトレーニングやミーティングを行うときに、1wayまたは2wayで考えを伝え合うことから始まるのかな。

B・指導者から選手に伝えることはあるけど選手から指導者に伝えることってあまりなくない?伝え合うっていうよりそこはトップダウンな気がする。選手同士では伝え合うけどね。

A・確かに。選手のプレーを見ていると技術に対する知識や使い方などハイコンテクストで伝わってくることはあるかな。

B・そうね。だとすると指導者は常にバイアスかけずにフラットで選手を見ないとだね。

A・それは凄く難しそうだね。ハイコンテクストでプレーを見るだけでは選手にとってその技術は何が成功で何が失敗なのかが理解できないかもしれないね。でもローコンテクストで進める難しさがある。それはこれまでコーチングと言われてきた行動だけど、今はどうなんだろう?

B・指導者が理解できないってこと?選手がその技術が成功したと思ってても指導者のバイアスで失敗と見える可能性も十分にある。コーチングってとると幅広いから分からんけど、技術ってとると言葉で伝えやすい技術とそうではない技術があるってことか?

A・この4種類の考え方があるとしたら、どこに難しさがあるのだろうか?

①指導者は知っているが、選手は知らない

②指導者は知らないが、選手は知っている

③指導者も選手も知っている

④指導者も選手も知らない

B・一方通行は難しそう。ある意味互いに知ってると互いに知らないは共通認識だもんね。

A・そうかー。お互いが知っている、知らないのであればバイアスがかかりにくいしハイコンテクストよりもローコンテクストで進めた方がストレスが最小限に抑えられ、理解力が高まりやすくなるのかな。どちらかが知っている、知らないという構図だとバグが起きやすい。そのバグの修正方法が時代によって異なるんだな。

B・時代によって?

A・修正方法=コーチング、と考えるとコーチングの方法が時代や人によって違うのかな。教育的であったり、トップダウンであったり、発想的であったり、待つことであったり。このように考えるとコーチング論というのは多彩であることは理解できるね。

B・そう考えると年代ってのも大きそうだ。

A・と、すると指導者はコーチング論を現代社会の情勢を合わせて勉強しないと、今の時代ではバグが起きやすくなるんだな。しかも1つのコーチング論ではなく多彩なコーチング論を知る必要があるね。コーチングリテラシーだな。しかもサッカーも時代によって技術の使い方も違うから、技術の勉強もしなければコーチングに活かせない。これまでに得た経験が蓄積されることで技術の見方やコーチングに活かせるが、それは時代や社会によって変わってしまうから、指導者の勉強方法もそれらの変化に合わせて変えなければいけないね。

B・もうコーチングリテラシーとか言ったらサッカーの指導者だけじゃないからね。一般の社会でも同じことが言える気がするわ。

A・選手は前回に話したSNSや動画などから情報を収集するようになって知識が増えている。ある意味、指導者とは逆だね。SNSや動画は人が作成しているからその時点で技術にバイアスがかかりやすくその結果、指導者の考え方とコンフリクトが起こりやすくなるね。これはお互いに無意識にすれ違っている感じだね。

B・でも指導者も今までTVでは放送しなかったような試合もネットでは幅広く簡単に見れるようになったから見て情報を収集はしてるよね。DAZNをはじめ高校選手権もジュニアの全日もフットサルの2部などもライブ放送とアーカイブをしてるんだから。

指導者によってかもしれんけど逆とまでは言い切れん気がする。

A・そうか。つまり指導者と選手では技術の見つけ方そのものが違うのかもしれないね。そう考えると抽象的であっても具体的であっても大差はないのかもしれない。重要になるのはそれらをお互いがどのように知り合うかなのかな?

B・そうだね。この前の話じゃないけどスタジアムに見に行っても違うところを見てるとなかなか共通認識は生まれないね。

A・今回は技術の見つけ方でミーティングをしたけど、見つける方法が違うということがわかったね。同じ技術の見方をどうすればいいのか?また違う角度で今度、ミーティングをしてみよう。



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