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第7回 セルフイメージとプレーイメージの違い-3

A・前回まではセルフとイメージについて話してきて、イメージをするためには自発性を促すための内省をすることで自分がやりたいプレーに近づける。また自発性を促すにはハード面の環境である心理的安全性などを整える必要があると。では、今回は自分がやりたいプレーのイメージはどこから来るのか?について考えてみよう。

B・ほいー。

A・プレーって漠然的にやっても成功することがあるよね。勢いとか、その場の雰囲気とか。でも考えられたプレーとはなんだろう?

B・戦術とか守備の方法は考えられたプレーだね。選手がか、指導者がか、にも寄りそうだけど。

A・つまり、形が決まっているプレーだね。それは誰かが考えたプレーとも言えるかもね。見本やマニュアルがあるとイメージがしやすいのかな?

B・形が決まってるからそれをどうやったら良いのか考えるパターンと形が決まってるから考えずにそれだけやるってパターンがありそうだね。ある程度正解があるものなら見本やマニュアルがある方が良さげだよね。

A・形があると思考を促すキッカケにはなりそうだね。次の考えるパターンがポイントかな。思考からどうすれば良いか考える考察になるのか、形があるからこそ反復性が習慣化するのか。そう考えると正解の作り方、形の作り方の質が大切になるね。

B・そうだね。ペレも見て覚えたって言ってたもんね。

正解があるものは形は作りやすいね。

A・形が良いと質が良くなる。その形は質により効果が上がる。では形とは違う無形の概念はイメージに繋がるのだろうか?無形であるから抽象度が高い。形があるものを抽象的にするのはアカデミック的で決まった答えを探している感じ。だが、元々形がいない無形な物(プレー)の抽象度を上げるにはどうしたらよいのだろうか?

B・無形なものの抽象度を上げるとは?形がないものの抽象度を上げる?例えばどんなものの抽象度を上げるってこと?

A・そうだね、例えば「シュートを打って得点を決める」というトレーニングがあるとする。シュートという概念はあるけど、どんなシュートなのかが抽象的になる。どんなシュートが良いシュートか?どんなシュートで得点を取りたいのか?どこでシュートを打つのか?みたいな感じかな。

B。抽象的なトレーニングでどうやって具体的なイメージを持つかってこと?

A・そうそう。形やマニュアルがないから正解がない状態。答えはあるが、その答えは1つではない。その正解がない答えを探すのが抽象度を上げることに繋がるのかなーって。でもどうやって?

B・それがイメージのあり方どう持ってるのってことか。どの引き出しから引っ張ってくるんだろうね。その分野のものから引っ張ってくるのはでも一番イメージとしては付きやすそうだけど。スポーツは芸術とは違うから答えをいっぱい知ってるは必要そう。

A・そうか!わかった!無形の抽象度を上げるためにはそれぞれが持っている感性や感覚なんだろうね。いわゆるセンスと言われるやつだね。セルフの回で話した価値観であったりマナーであったり、自分の中にどんなバックボーンがあるのかで答えの出し方が違う。よくね感性が高いとか感覚を磨くとか言ったりするけど、それはセルフに関わることなのかもしれないね。

B・そうだね。そう考えると日頃、無意識に見たり感じたりしてるものを表現出来るかとかそう言うことになってるんかなー。脳科学だね。笑

A・セルフを個性として仮定すると、個性を出したくても何かが原因で出せないこともあるよね。もちろんその個性が何に向いているとかは分からないことが多い。ほんとに脳科学の話になるね。だから形やマニュアルが必要になることもある。大切なのは正解から答えを探すことも、答えを無形から探すことも、どちらも必要なんだね。次は形やマニュアルになるプレーイメージについて考えてみようか。


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