8分 check point
・ユベントスと守備方法
3人+2人の最終ラインをレイヤーで作りサイドで数的優位を保ちナポリの縦突破を抑え込む。
17分 up set point
・ナポリのSBを使ったサイドの攻略
縦を抑えられたナポリが攻撃のラインを1列下げてサイドバックを縦に上げる。3人+2人のレイヤーラインのtrigger point(急所)を狙いユベントスの守備対応を遅らせる。
24分 tidal point
・クワラツヘリアのインサイドの侵入
サイドバックの対応に遅れるユベントスのレイヤーラインにクワラツヘリアが個人技でインサイドに侵入。この動きからユベントスの守備陣形が崩れ始める。
28分 check point
・ディマリアへの対応
ミリクとディ・マリアの縦関係の配置にナポリがディ・マリアに対して速いアプローチで攻撃の起点を作らせない。
32分 up set point
・サイドバックのインサイドへの侵入
守備の対応に遅れるユベントスにナポリが2回目のtrigger pointを突く。縦に上げていたサイドバックをインサイドに侵入させる。この動きによりクワラツヘリアが縦の侵入に成功。この試合に用意してきたユベントスの守備戦術が崩壊する。
36分 tidal point
・ナポリのプレスにミスをするユベントス
守備陣形を崩され、攻撃の起点を作れないユベントスがナポリの速いアプローチにストレスを感じ始め、プレーが散漫になりミスが多発する。
38分 tidal point
・ユベントスの守備の怠慢
ナポリに試合の主導権を握られたユベントスの動きがメンタルの疲労により怠慢になる。ロカテッリがプレスバックを怠り失点。
53分 tidal point
・ユベントスのベンチワークミス
ロカテッリの負傷により交代のタイミングに後手を踏む。怠慢になっているロカテッリがマークを怠り失点。また失点後のユベントスの選手の態度が全てを表していた。
review point
アッレグリが用意してきた守備戦術に対して2回のtrigger pointを早い段階で打ち込んだスパレッティの見極めの速さと、個人技でユベントスの守備組織を崩したクワラツヘリアの動きが試合の決め手になった。
アッレグリは用意した守備戦術で0−0を狙っていたのではないかと予想できる。何故ならば、0−1になってからの攻守における次の手が無かった。
・監督に問題があるのか?
・選手に問題があるのか?
・フロントに問題があるのか?
・それら全てに問題があるのか?
勝点以外、評価が難しいユベントス。この試合にはビッククラブが暗黒時代に入っていく雰囲気を漂わせていた。
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