top of page

22/23 CL 1stドルトムント対チェルシー

1分 check point

・ドルトムントのアタッキングエリアの攻略方法①

 2−1−4−3の攻撃システムからアタッキングエリアの攻略方法としてダイレクトパスとワンタッチパスで横に繋ぎクロスを上げる。この攻撃からドルトムントには縦パスを出せる選手がいないことがスカウティングできる。


6分 up set point

・攻撃が手詰まりになるチェルシーの攻撃

 4−2−3−1の攻撃システムを採用するチェルシーだが攻撃の形が定まらない。選手それぞれの持ち味も特徴も異なり、また新加入の監督と選手を活かしきれず、結果的にコンビネーションを必要としないムドリクの縦のドリブルに攻撃が偏る。


9分 check point

・ドルトムントのアタッキングエリアの攻略方法②

 横だけではなく縦にもダイレクトパスとワンタッチパスを使い速度で攻略を試みるドルトムント。前線でボールを収められる選手がいないので即興に近いアカデミックな方法でしか攻撃の手段を持つことができない。


10分 tidal point

・噛み合わないチェルシーの攻撃①

 ジョアン・フェリックスが個人技で中央を打開するが、トップのハヴァーツ、右サイドのツィエクがサポートしないで攻撃をするのでパスが出せない。この動きに新加入のジョアン・フェリックスやムドリクがストレスを溜める。


45分 tidal point

・噛み合わないチェルシーの攻撃②

 裏を狙いたいエンソ、サイドに展開したいロフタフ・チーク、中盤から作りたいハヴァーツ、中央から攻めたいジョアン・フェリックス、サイドから突破したツィエク、攻撃の選手の狙いがバラバラなチェルシーの攻撃には連携もなくお互いが長所を消しあっていた。


review point

 攻撃の手段にリスクがあったドルトムント、攻撃に連携がないチェルシー。勝敗の差は「それしかできなかった」ドルトムントの現実的な戦略であったと考えられる。それでも「何もなかった」チェルシーの攻撃より可能性があるものであった。


 ポッターは選手の特徴を活かしきれていない。個性のある選手を納得させられる手法を持っているのか?タレントレベルでは欧州でもトップクラスのチェルシーだが試合内容はCLベスト16レベルにも満たない。


 しかし噛み合えば化ける可能性がある。だがこの試合の選手交代を見る限りその可能性は限りなく低いと思われる。

・試合を決めるものは何か?

・emotionを感じ取れない試合で何が生まれるのか?

・何が試合を動かすのか?

 期待値が高くないからこそ、何かを生み出せる。そんな2nd legを期待したい。

7 views

Comments


bottom of page